クロム銅の加工依頼がありました。 あまり取り扱う事の少ない材質で、かつ材料が結構高いです。 削り味は銅特有の粘りがあり、切子は鰹節のようにスルスル繋がって出てきます。 見た目は何でもないスリーブですが、止めねじを用のタップを横方向から立てねば ならず、多少面倒ではありますがフライスでフラット面を削ってから穴あけタップを 行いました。 穴の交差も0.01ミリ、先端部は0.009ミリと厳しい交差ですが、何とか指定の 交差に入れる事ができました。